【WEEK18】CF(キャッシュフロー)の理解

キャッシュフローとは

「その会社がどのように本気でお金を使っているのか」「本当に経営状態が安定しているのか」

が見れる指標になっております。

キャッシュフローは大きくわけて3つあります。

①営業活動キャッシュフロー
②投資活動キャッシュフロー
③財務活動キャッシュフロー

こちらを簡単に解説していきます。

①営業活動キャッシュフロー

「本業の営業活動で現金がどの程度増減したか」を表すものです。
合計がプラスであれば本業が好調な証拠であり、マイナスの場合は経営危機のサインが出ていると判断できます。

②投資活動キャッシュフロー

「投資によってどの程度現金が増減したか」を表すものです。
営業活動のためには固定資産への投資が必要であり、優良企業や成長企業はマイナスになっていることも多いです。投資による売買益が出ている場合は、投資活動のキャッシュフローがプラスとなります。

③財務活動キャッシュフロー

「資金調達と返済でどの程度現金が増減したか」を表すものです。
優良企業の場合はマイナスである場合が多いですが、積極的に成長を目指すために借り入れが増えてプラスとなる局面もあるため、資金総額や貸借対照表と併せて読解し、企業経営にどのような影響をもたらすマイナス数値なのかを把握しておく必要があります。

 

営業活動キャッシュフローは3つのキャッシュフローの中で1番重要です。
本業の営業活動がプラスでないと話になりません。ここは1番重要で、プラスにしないといけません。

投資活動キャッシュフローは企業の投資活動によって、会社に流入、流出した現金の動きを表しています。マイナスがダメということではなく、むしろマイナスになっている方がどんどん投資をしているため理想的です。
投資活動キャッシュフローを見ると、その会社がどういうところにお金を使っているかがわかり、どういうものに興味を持っているかが確認できます。規模(成長市場・成熟市場)投資先(設備・ベンチャー企業・金融商品)を確認できます。

財務活動キャッシュフローは資金調達と返済による現金の動きを表しています。
調達したらプラス、返済したらマイナスです。企業が上場し資金調達をした場合、この区分が大きくプラスとなる場合が多いです。

 

ベンチャー企業のキャッシュフローで、財務活動で調達した資金より、投資資金の方が上回ることは少ないです。皆さんも1度ネットで企業のキャッシュフローをご覧ください。この企業は伸びそうだなどわかれば完璧です。

今回はキャッシュフローで大切な3つのキャッシュフローの説明になります。
少しはお役に立てましたでしょうか?
会計や財務など堅苦しいと思いがちですが、起業や投資をする上で必要な知識になってきますので、
ご興味がある方はぜひ他の記事もご覧ください。ありがとうございました!

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