この記事ではライティングの基礎知識や、ライティングを極めることによるメリットをご紹介できればと思います。
皆さんもライティングを極め、相手の行動を変えれるほどの伝え方をマスターしましょう!!
それでは、早速今回の記事の目次になります。
目次
- 一生使い続けられる最強の武器!?コピーライティングとは?
- ライティングの取得方法
- ライティング後にチェックする5つの項目
- イメージはパズル、日本語を正しく覚える意味!
- 【ライティングの真髄1】読み手の感情を揺さぶる方法!!
一生使い続けられる最強の武器!?コピーライティングとは?
いきなりですが、皆さんは文章に対して苦手意識はありますか?
「人に対して何かを伝えることが難しい」
「昔から長文を書くことが苦手」
という人達もこのこの記事を読んでいただければ、できるようになります。
つまり、こちらの記事を読んでいただくと、
「話せる×書ける」ようになります!!
コピーライティングができるようになると、ありのままに思っていることを、伝えられるようになります。
見えない人に伝えることは難しいですが、それも簡単にできたりするかもしれません!
そもそもライティングとは?
書くことだけが、ライティングではありません。
コピーライティングと聞くと、複写や模写を想像される方もいるかもしれませんが、広告の要素も含まれています。(電車のつり革やテレビCMなど)
ただ、このような広告を書くだけではコピーライティングのスキルは身につかないのです。
コピーライティングに込められている意味
コピーライティングの本当の意味は、
「人間心理を深く理解して、言葉で読者の行動を変えること」なのです。
コピーライティングの例
1.巻くだけでウエスト-5cmのダイエット方法。
2.簡単に痩せるダイエット方法を紹介します。
どちらのほうが読者に響きやすいと思いますか?
というよりも、あなたはどちらの文章の方が響きましたか?
1.の文章のほうが響きやすいです。
なぜなら、「具体的な数字」や、「巻くだけ」など読者がイメージしやすいからです。
コピーライティングの種類
1.イメージコピーライティング
2.セールスコピーライティング
の2つがあります。その2つの特徴と説明が以下になります。
▼イメージコピーライティングとは?
その文章を見た人に商品や企業のイメージを与えることです。
例えば、キャッチコピーなどが挙げられます。
そのキャッチコピーの例をいくつか挙げたいと思います。
・結果にコミット(ライザップ)
・このうどんは生きている(丸亀製麺)
▼セールスコピーライティング
最終的にその商品を購入することを目的に書きます。
売り上げに直結しやすいことが特徴です。
お客様は最終的に購入に誘導していきます。
イメージコピーライティングがおすすめです!明日から意識していきましょう!
ライティングの取得方法
コピーライティングを学ぶためにやることを3つ挙げます。
- アンテナを張る
- メモをとる
- 本を読む
アンテナを張る
要は意識づけをすることです。
人間は興味のないことであれば五感から外れていくため、興味のあることしか目がいきません。
しかし、アンテナを張り、物事を意識づけることで、こういう言い回しがあるのかや自分にはない発想を気づくことができます。
目ができるので、アンテナを張り、意識づけしていきましょう。
メモをとる
いいなと思ったことをアーカイブすること。
そうすれば行き詰まった時に思い返し、スラスラと書けるようになります。
人間は忘れっぽい生き物なので、忘れないためにもメモをしておきましょう。
本を読む
これが史上最強のライティングの勉強になります。
読者に響く言い回しを身に付けることができるからです。
ビジネス本ではなく、漫画や雑誌、小説でもOKです。
※速読よりも熟読のほうが良いです。
コピーライテイングの基本的な考え方
▼マーケットイン
「毎日、朝早くから遅くまで働き疲労が蓄積しているあなたへ。短時間でその疲労を取る方法を教えます。」
読者を気遣って、解決策を与えています。
この手法は顧客目線です。
▼プロダクトアウト
「この商品は〇〇という当社独自の新製法で、抽出したエキスから、、、」
自分の意見をただ言っているだけです。
商品の説明を細かく言う手法です。
すこし押し売りに感じてしまいます。
顧客の3つのNOT
・Not Read 読まない
・Not Believe 信じない
・Not Act 行動しない
顧客のこの3つを意識した文章。
自分の自己満で終わってしまう。
自己満で終わらないためにも、先ほどお伝えした、
1.読者のニーズを考え、マーケットインする。
2.3つのNOTを考える。
この2つを意識して文章を書いていきましょう。
自分の当たり前を当たり前にしないことが大事です!!
ライティング後にチェックする5つの項目
文章の質を高めていくことに非常に大切なことを5つ紹介していきます。
1.常に読者主体で考えているか
「イベントの告知もしているので、興味のある人は参加してください。」
「イベントを開催しているので、興味のある人はぜひ参加してください。」
どちらのほうが良いでしょうか?後者の方が良いです。
なぜなら、告知など言われても、読者からすると「知らないし」「なんのこと?」となります。
読者の目線になって考えて、言葉を選ぶことが大切です。
2.分かりやすい言葉を使っているか
なるべく、専門用語は使わないでおきましょう。
自分がかっこいいだけで使わない。読者からするとマイナスな部分(分からないので違うサイトに飛んでしまう)しかないので、なるべく使わないでおきましょう。
だれでも分かるような文章を作り、ストレスのない文章を目指しましょう!
例えば、
「デフォルトで東京を設定しております。」
「初期設定で東京を設定しております。」
どう考えても分かりやすいのは、後者です。
上記のようにストレスが全然違いますので、なるべく専門用語はやめておきましょう。
使うとしても補足などを追加してあげると良いです。
3.感情を刺激しているか
理詰めの文章になっていないでしょうか?例えば、、
「新型コロナの影響でどこにいっても、マスクが店頭からきれて手に入りません。」
「マスクが店頭から消えるなんて想像していませんでした。どこに行ってもマスクが売り切れです。コンビニでたまたま見つけましたが、それは美容マスクでした。これから美肌を目指します!!」
後者のほうが伝わりやすいです。
前者は事実のみを記載。後者はストーリーを話しているので、イメージしやすいです。
何かを伝える時にエピソード化すると良いです!!
4.手紙やメールを書くように書いているか
ペルソナやターゲットを意識できでいますか?
言葉を統一することが重要です。
細かい気配りも大切です。
5.読むことで得られるBenefitがあるかどうか
最後まで読んで満足感や変化を与えられるでしょうか?
例えば、、
「この文章を最後まで読むと、コピーライティングが上達します。」
「この文章を最後まで読むと、コピーライティングに必要な考え方と、3つのテクニックを身に付けることで、コピーライティングが上達します。」
後者の方が具体的で伝わりやすいです。
伝わりやすい文章は読者さんも反応してくれます。
イメージはパズル、日本語を正しく覚える意味!
日本語の基本構成は2つです。
1つが口語(話し言葉)で、もう1つが文語(書き言葉)です。
ライティングでは基本的に口語はNGです。
「〜とかいって」「〜っていう」などです。
日本語の種類を大まかに分けると5つに分かれます。
1.主語
〜は、〜が、〜も
2.述語
文末にあります。
3.修飾語
ほとんどの文章の中は修飾語になります。
4.接続語
しかし、だが、つまり
5.独立語
さあ、はい
例文
「駅前のカフェで仕事をしながら彼女を待っていた。しかし、突如店外から聞こえた“キャーッ”という叫び声に自分の体は、気がつけば席から立ち上がり走り出していた。」
主語 述語 修飾語 接続語 独立語
イメージはパズルです。
カテゴリーごとに分けて、できればライティングスキルが飛躍的に向上します!
組みわせるような形で最初は実行していければと思います。
5.【ライティングの真髄1】読み手の感情を揺さぶる方法!!
▼修辞技法
修辞技法とは?
「表現の豊かさ」を文章で表すテクニックです。
日本語のテクニックはこの修辞技法で説明できます。
この修辞技法を学べば、読者に闇やすく、楽しめる文章を書けるようになります。
▼修辞技法の種類
・比喩
何かに例えて読み手の想像を掻き立てる表現技法。
「あの雲はまるで綿飴のようだ」「ペンは剣より強し」
・擬態語・擬声語・擬音語
様子を文字として表すことです。
ズキズキ、ワクワク、ハラハラ(擬態語)
ワンワン、ニャンニャン(擬声語)
・擬人法・擬物法
ものを人に例える技法。
「街の夜風が優しく僕を包んだ」「彼女はまるでロボットだ」
・倒置法
文の要素や文そのものを倒置して強調する技法。
「海賊王に俺はなる」
・反復法
同じ事を反復する事で強調する技法。
「もっともっと稼ぐ」
・同語反復
同じ事を2回用いて強調する技法。
「それはそれ、これはこれ」「選びたかったから選んだだけ」
・体言止め
名刺で文を締めくくり、余韻を残す技法。
「私が1番感動した思い出、それは富士山頂からの景色」
・反語
文末を疑問形で残して、強い断定を表す方法。
「〇〇さんが昔どヤンキーだったと言って、誰が信じるだろうか?(通常信じないだろう)」
・省略法
文章を省略して読み手にリズム感を与える技法。
「あの人は羽振りが良い、高級車、高級時計、ハイブランド、海外旅行、、」
・対象法
逆の立場を置いて、言いたい事を強調する技法。
「あいつは自分に甘いくせに、人には厳しい」
・疑惑法
曖昧な論述を用いて、答えをぼやかせる技法。
「スポーツで大事なのは攻撃か防御か。攻撃が大事だとも言えるし、防御が大事とも言える」
他にも様々な技法がありますが、伝えるときりがないのでよく使われる技法だけ紹介します!
もちろん、1つ1つ覚える必要はありません。知識として押さえておきましょう!
▼格助詞
が、の、を、に、へ、など。
助詞の間違いは文章によって見つけにくいです。
▼接続詞
文や語句を繋げる役割があります。
ルールを理解して、リズムのある文章を作っていきましょう!
順接、逆説、並列、添加、対比、選択、列挙、結論など。
接続詞によってリズムがあり、ストレスのない文章を作成することができます。
今までの言葉自体を全部覚えなくては良いですが、知識としては押さえておいてください。
ライティングをする上でこのような知識があるのとないのでは、天と地の差です。
読者さんの気持ちも考え、ストレスのない文章を目指しましょう。
そして、ありのままを伝えることができる人材になりましょう。
次回は、ライティングの後編になります。
文章の黄金比や行動心理学に基づいたテクニック的なものを発信していければと思います!
それでは、次回もお楽しみに!
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