【WEEK10】ロジカル設計・資料制作スキル

【MUP WEEK9】論理的思考スキルの続きです。

 

この記事では、論理的思考スキル、様々な分析方法を学べます。

また、分析を用いて、自社が何をしないといけないのか。どういう風に事業を進めればいいのかを学べます。

 

絶対データを元に物事を考えていく。そのベースがあってサービス設計の流れがある。

それぞれの分析を行いながら、最終的に、その市場に向けてサービスをリリースする。

 

サービス設計の流れ

 

3C分析→SWOT分析→4P分析→デプス調査→ペルソナ設定→市場調査

 

3C分析・SWOT分析とは?

3C分析とSWOT分析はセットと考えて良い。

 

▼3C分析

・Customer:顧客

・Company:自社

・Competitor:競合

の頭文字をとったもの。

 

1番必要なものは、相手を分析するよりも、自分たちはどういう立ち位置なのか?を把握すること。

 

皆さん間違っていることが、自社の強みや弱みを知っているようで知らない。

自社を知ることに使われるのが、SWOT分析。

 

▼SWOT分析

・Strength:強み

・Weakness:弱み

・Opportunity:拡大可能性

・Threat:縮小可能性

 

例えば、ハイボール唐揚げの飲食店では

・Strength:路面店で目立つ。仕入原価が安い。国産を使用。

・Weakness:メニューの豊富さ、ブランド名がない。値段が少々高め。

・Opportunity:親会社がマーケテイング会社である。YouTuberなどの面白イベント開催。

・Threat:ヘルシー思考になっている。外食する人が減っている。

 

など、課題や縮小する可能性が見えてくる。

見えることで今、自社が何をしないといけないかが明確にわかる。

 

以下のフローさえわかっていれば、いつでもコンサルタントになれる!!

コンサルタントはいつでも、こういうフレームワークをしっかりと活用して物事を考えているから、

勝手にロジカールシンキング、トーキングになる。

 

▼カフェの例

 

・顧客分析(customer)

オフィス街/休日はあまりいない/サラリーマンが多い/男性が約6割/年齢を40代ぐらい

 

・自社分析(company)

S、強み:ドリンクがスタバより40%安い。個人店でキャンペーンが自由にうてる。

W、弱み:ブランド力がない。大手でないので仕入原価が高い。

O、機会:夜はバーとして営業ができる。オフィス街だから企業イベントもできる。フードのデリバリーも可能。

T、脅威:近年色々な業種でアルコールが販売されているため、スタバでもアルコールを販売されると集客が減る。

 

・競合分析(competitor)

朝の入店数は50人程度、昼は100人程度、夜は40人程度の入店数。女性が多めの印象。
店内でフードを注文する人は入店数の30%程度。
そのため客単価を530円と仮定すると1日の売り上げは100,700円程度である。

 

→SWOTに乗っ取って書き出す!

 

こういったものをしっかりグラフに表して書き出してあげると、コンサルタントに価値がつく。

なので、3CとSWOT分析はセットと考えて良い⭕️

 

4P分析

 

4P分析とは?

 

・Product:製品
サラリーマンが多い。だったらおしゃれなメニューより、量を重視したランチメニュー
夜もアルコール提供。女性取り込みのためにタピオカを取り入れよう。

・Price:価格
価格はサラリーマン取り込みのためにドリンクセットで900円。
夜は競合が少ないので、客単価4300円。

・Place:場所
オフィス街であることから一定のデリバリー需要もあることを想定。
そのためランチデリバリーを宅配サービスと提携して提供予定。

・Promotion:販売促進
忘年会などの利用を刈り取るためにLINE@での登録でドリンク1杯無料などを行う。
オフィス街で看板認知の獲得が可能なため、ホットペッパーなどは掲載しない予定。
ランチタイムに多くのテーブルフライヤーでのクーポン配布などを実施予定。

 

最終的に自社と競合の4Pを分析し、1個1個細かく改善すると、必ず勝てる。

これをTTP戦略という。

=徹底的にパクる!!

 

自社のPと相手のPを比較し、比較表を作ると、どこを改善したら良いか、どこを強みにもっとおしていったほうがいいか一目でわかる。

このフレームワークを覚えておくことで、情報を箇条書きで書いていくだけ。

 

⭐️フレームワークが1番重要

 

市場調査

 

その商品が欲しい人の数×そのサービスに払うお金=市場規模

サービスを必要としている人×そのサービスに支払うお金=市場規模

 

▼メンタルアカウンティング

お金を使用するときの意思決定やお金の出処や何に使うかによって、変化すること。

人それぞれ、何にお金を使っていいか?何にケチるか?

これをしっかり市場規模に入れ込んででいない人が多い。

なので、ただの数字になってしまう。

 

▼ニーズ調査

シンプルにこんなサービスがあれば、どうですか?と聞く。
必ずカテゴリー分けすること!!
そこからデプス調査!

 

▼デプス調査

色んなアンケートをとった結果、この人達はこんなサービスがあったら良い。
と言った人にもっと深ぼってインタビューしていく。

 

・ZOZOのツケ払いの例

ZOZOは2ヶ月のツケ払いを始めた。
これもデプス調査の結果。
どうゆうことか??

ZOZOTOWNではカートに入れても買わない人が多かった。
100人カートに入れると50人が購入し、50人が離脱した。
50人は翌月に購入するか、買わない。
その50人を取りこぼさないために、ツケ払いシステム始めた。
↑ここまでは普通のシステム。
なぜ2ヶ月にしたのか?

基本クレジットカードなどの翌月の支払いが、もう決まっている人が大半。
再来月だったら払えると言った人が、デプス調査の結果多かった。
ZOZOはこういう細かいところをしっかりしているので、伸びていっている!

 

※デプス調査の際に聞く順番

 

1.スモールトーク
日常会話などでリラックスさせる。

2.ライフスタイル質問
趣味、家族構成、帰宅時間、出勤時間

3.ワンアヘッド質問
実際の年収、家族の経済状況、ローン残高

4.ここからツケ払いに対しての意見をもらったり、なぜ必要・不要だと思うのかなどWHY?を3回聞くような質問を繰り返す。

 

ぽろっとした言葉を溢さずメモをとる!
このぽろっとした言葉が1番重要。

最後にそのサービスを話す。
こういうサービスがあればどうですか??と。

 

▼ペルソナ設定

 

架空の人物=ペルソナ
架空の人物を作り、その架空の人物にプレゼンする。
あたかもいるように話す。

 

ペルソナ×利用意向×メンタルアカウンティング=市場規模

 

サービスが市場に浸透する順番がある。

1番最初にイノベーターアーリーアダプターという人達。
いつものカフェではなく、ちょっと冒険しようかなあと言う人達。
おおよそ16%程。

新サービスを提供するにはこの16%の人達を取りに行く。
口コミを意識する。
口コミが広がれば、イノベーターやアーリーアダプターの上の層の人達も取りに行ける。

 

では口コミを広げるためにはどのようにしたら良いか?

ニッチな戦略をたてる。

 

・ニッチPR戦略

日本唯一の「高級チョコとコーヒーのお店」

→コーヒー×コーヒーではなく、チョコ×コーヒーで気にならせる。

ちょっと気になる層(イノベーターやアーリーアダプター)を取りに行く!

 

なので、ニッチな戦略が1番重要!!

 

これを元に事業計画書を作っていく。

このような分析、調査が事業を作っていくことには重要です。

このフレームワークを完璧に出来れば、事業計画書を作成し、起業もできます。

 

僕も将来は起業したいので、まずは論理的思考のフレームワークを完璧にしたいと思います。

皆さんもぜひ一度やってみてはどうでしょうか!!

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